2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

かつてパトリック・ボナーなど名手を多数輩出しているアイルランドが生んだ、ワールドクラスのGKだ。2002年W杯予選でオランダを封じ込め、本大会でもベスト16に進出する原動力となった。持ち前の集中力の高さは一級品で、ここ一番の勝負には非常に…

ピーター・ボレスロー・シュマイケル。元デンマーク代表GKとしての活躍はもとより、クラブレベルでも強烈なインパクトを残した選手である。 最初に彼を観たのはEURO’88のときであった。まだ24歳と若く、交代出場にとどまったが、レギュラーキーパ…

2003年2月、ユーゴスラビア連邦共和国(セルビア共和国とモンテネグロ共和国の連邦体制)は、より両国の立場を対等にするために「連合国家セルビア・モンテネグロ」に改称した。その国名となって、ほとんどの国際試合でゴールを守り続けているのがイェ…

1980年代半ば〜90年代後半にかけて、「無敵艦隊」スペインのゴールマウスに立ち続けた。派手なプレーは全くない、安定感のあるスタイルだ。 抜群のキャプテンシーを持ち合わせていたことでも知られ、代表チームはもとより、所属クラブのFCバルセロナでも長年…

イングランドに久々に期待の持てそうな逸材が現れた。U−21イングランド代表にして、現在はリバプールに所属。先頃は19歳の若さで、欧州チャンピオンズリーグ準々決勝、ユベントス戦にも出場した。 リバプールには、ポーランド代表GKイェルジ・デュデ…

1966年生まれの40歳と、すでに大ベテランの域に入りつつある。しかしGKとしてのプレーにはますます磨きのかかるプレーヤーである。 ワルター・ゼンガ(前述3月29日分参照)、ステファーノ・タッコーニに続く第三GKとして1990年の地元開催W…

1990年代初期〜中期にかけて活躍したロシア人GK。鋭いレスポンスと基本に忠実なゴールキーピングが持ち味。 世界的に脚光を浴びたのは弱冠23歳で出場したEURO’92だ。当時は旧ソ連がCIS(独立国家共同体)を形成し、ハーリンもその一員としてスウェーデンに…